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17歳の寄り道
第16章 【千晴編】最初で最後の日
「どういう意味ですか……?」

他の答えがあっても、言えない、という意味?
藤田先生はそれ以上答えようとしなかった。

言葉がないなら、顔を見せて。
藤田先生が何を考えてるのか、何でも構わないから知りたい。

「藤田先生」

窓辺に佇んでいる先生の手を後ろから引いた。

「――おい。危ないぞ」

私だけバランスを崩し、鈍い音をさせて仰向けにベッドに身を預けたが、先生は私の傍に手を付いて支えていた。

……本当に、セックスする気になれない?

先生の言葉は信用ならない。


私の傍に手をつく先生の股間に思い切って手をやり、男の昂りを確かめたら、ズボンを隔てていても分かる猛々しさが手から伝わってきた。

「……嘘つき」

本当は、先生だってエッチしたいんでしょ。

「黙れ」

私の唇から出る言葉を遮るように、藤田先生の熱い唇が押し当てられた。

私の全てを貪るような 激情的なキスを交わし、二人の吐息が混じり合う。
次第に固く抱き合い、足を絡め合った。

先生の太ももを私の膝の間に入れ込み、上下に擦り動かされた。

「あぁ…っ」

そんなこと誰にもされたことがない。
男の足で大事な部分をそんな風に刺激され、感じる事に、屈辱と劣情を煽り立てられた。

藤田先生は、私の顎を上にあげさせて、首を唇で甘く食み始めた。舌が蠢くのがたまらず、もじもじと下半身をくねらすともれなく先生の足に捕らえられてもう逃れられない。

先生の嘘つき……

したくなかったら、こんなに身体中、舐めたりしない。

藤田先生の舌が肌を滑り這いまわり、全身が性感帯にでもなったかのような快感に、どっぷりと溺れそうになる。

背中も、鎖骨も、首も、腕も、腋も、気持ちいいけれど。

「先生っ、ここも、舐めてください……」

淫楽が羞恥心を上回ってしまった私は、自らブラジャーのホックを外し、先生にお願いをした。
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