この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
17歳の寄り道
第28章 【千晴編】誰にも言えない
新年が明けて、3学期が始まって2週間。

夏休み以降、バスから藤田先生の姿が消えた。
離婚したとか、引っ越ししたという噂も聞いたけど、先生に尋ねても何一つ答えてもらえなかった。

夏のホテルで私のタイミングが悪く、先生とひとつになれなかった代わりに、私は懲りもせずまた、ひとつの約束を先生に取りつけた。


毎週火曜日、放課後。
吹奏楽部の活動を抜けて、30分体育委員の仕事をする。

無茶なお願いだと思ったのに、毎週先生は約束を果たしてくれている……


「ん……んんっ……」

ここは、体育倉庫。
体育委員の副委員長である私は、毎週火曜日に先生と二人でここにきて、道具の点検をするのだ。

埃っぽいマットの上で横たわり、私の体は藤田先生の指で好きにされている。

――これは、私がお願いしたこと。

先生は挿入をしないのを条件に、週に一度数分だけ愛撫を施してくれるようになった。


今も、スカートを掻きわけた藤田先生の指が、パンティーの隙間から二本入り、ぐちゅぐちゅに動かされている。

「んっ、んっ……」
「声を出すな」

声を押さえるため、藤田先生の指を咥えさせられるが、その指すら愛しくて、キスをするように唇で指を擦る。
スカートが衣擦れする音と、激しい水音。太い指が中を……。


「んーっ……」

ああ、ダメ、イク――。


唇を深く噛み締め、先生にもたらされたエクスタシーに背中を仰け反らせた。
先生は、冷めた目で私を見下ろし、手に飛び散った愛液を床に散らす。

「……部活に戻りなさい」
「はい……」

でも、まだ心地よい快感が体に残っていて……。
まだ息の上がっている私を置いて、藤田先生は先に倉庫を出て行った。

我ながら、自分の格をますます下げるようなことをお願いしてると思ってる。
でも、どうにかして先生の視界に入りたくて、こんなことを続けてる。

先生の太い指は本当に気持ちいい。
指でこれだけ気持ちいいのだから、先生と一つになったら、どれだけ素敵なんだろう……。

「……はぁ……部活行かなきゃ」

小さく呟いてスカートを整え、私は体育倉庫の鍵を閉めた。
/452ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ