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17歳の寄り道
第28章 【千晴編】誰にも言えない
新年が明けて、3学期が始まって2週間。
夏休み以降、バスから藤田先生の姿が消えた。
離婚したとか、引っ越ししたという噂も聞いたけど、先生に尋ねても何一つ答えてもらえなかった。
夏のホテルで私のタイミングが悪く、先生とひとつになれなかった代わりに、私は懲りもせずまた、ひとつの約束を先生に取りつけた。
毎週火曜日、放課後。
吹奏楽部の活動を抜けて、30分体育委員の仕事をする。
無茶なお願いだと思ったのに、毎週先生は約束を果たしてくれている……
「ん……んんっ……」
ここは、体育倉庫。
体育委員の副委員長である私は、毎週火曜日に先生と二人でここにきて、道具の点検をするのだ。
埃っぽいマットの上で横たわり、私の体は藤田先生の指で好きにされている。
――これは、私がお願いしたこと。
先生は挿入をしないのを条件に、週に一度数分だけ愛撫を施してくれるようになった。
今も、スカートを掻きわけた藤田先生の指が、パンティーの隙間から二本入り、ぐちゅぐちゅに動かされている。
「んっ、んっ……」
「声を出すな」
声を押さえるため、藤田先生の指を咥えさせられるが、その指すら愛しくて、キスをするように唇で指を擦る。
スカートが衣擦れする音と、激しい水音。太い指が中を……。
「んーっ……」
ああ、ダメ、イク――。
唇を深く噛み締め、先生にもたらされたエクスタシーに背中を仰け反らせた。
先生は、冷めた目で私を見下ろし、手に飛び散った愛液を床に散らす。
「……部活に戻りなさい」
「はい……」
でも、まだ心地よい快感が体に残っていて……。
まだ息の上がっている私を置いて、藤田先生は先に倉庫を出て行った。
我ながら、自分の格をますます下げるようなことをお願いしてると思ってる。
でも、どうにかして先生の視界に入りたくて、こんなことを続けてる。
先生の太い指は本当に気持ちいい。
指でこれだけ気持ちいいのだから、先生と一つになったら、どれだけ素敵なんだろう……。
「……はぁ……部活行かなきゃ」
小さく呟いてスカートを整え、私は体育倉庫の鍵を閉めた。
夏休み以降、バスから藤田先生の姿が消えた。
離婚したとか、引っ越ししたという噂も聞いたけど、先生に尋ねても何一つ答えてもらえなかった。
夏のホテルで私のタイミングが悪く、先生とひとつになれなかった代わりに、私は懲りもせずまた、ひとつの約束を先生に取りつけた。
毎週火曜日、放課後。
吹奏楽部の活動を抜けて、30分体育委員の仕事をする。
無茶なお願いだと思ったのに、毎週先生は約束を果たしてくれている……
「ん……んんっ……」
ここは、体育倉庫。
体育委員の副委員長である私は、毎週火曜日に先生と二人でここにきて、道具の点検をするのだ。
埃っぽいマットの上で横たわり、私の体は藤田先生の指で好きにされている。
――これは、私がお願いしたこと。
先生は挿入をしないのを条件に、週に一度数分だけ愛撫を施してくれるようになった。
今も、スカートを掻きわけた藤田先生の指が、パンティーの隙間から二本入り、ぐちゅぐちゅに動かされている。
「んっ、んっ……」
「声を出すな」
声を押さえるため、藤田先生の指を咥えさせられるが、その指すら愛しくて、キスをするように唇で指を擦る。
スカートが衣擦れする音と、激しい水音。太い指が中を……。
「んーっ……」
ああ、ダメ、イク――。
唇を深く噛み締め、先生にもたらされたエクスタシーに背中を仰け反らせた。
先生は、冷めた目で私を見下ろし、手に飛び散った愛液を床に散らす。
「……部活に戻りなさい」
「はい……」
でも、まだ心地よい快感が体に残っていて……。
まだ息の上がっている私を置いて、藤田先生は先に倉庫を出て行った。
我ながら、自分の格をますます下げるようなことをお願いしてると思ってる。
でも、どうにかして先生の視界に入りたくて、こんなことを続けてる。
先生の太い指は本当に気持ちいい。
指でこれだけ気持ちいいのだから、先生と一つになったら、どれだけ素敵なんだろう……。
「……はぁ……部活行かなきゃ」
小さく呟いてスカートを整え、私は体育倉庫の鍵を閉めた。