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17歳の寄り道
第6章 【碧編】タブー
先生の舌がつつっと首筋を通り、ひたすら名を呼ぶ私の唇に一度口づけられた。
ぬるん、と私の唇を割り、中に入ってしまうと私の舌を荒々しく探す。

蜜が飛び散るほど打ちつける腰。上ではちゅるんと舌が吸われてしまい、甘く鳴きながらもがくように先生の身体を捕まえる。
お互いの唾液が混ざり合い、唇から垂れ落ちてゆく。下でも同じことが起きている。

「浩輔さん、私の事、好き…?」

遥にもそう聞いてみたかった。どう答えられるのかわからなくて、聞けなかったけど――。

「ああ、好きだよ。好きだよ…。何でこんなエロいんだよ、ガキのくせに」

出すぞと言われ、最後のスパートのように激しい打ち付けに、何度も激しく身体を揺らす。

村上先生は深く眉間に皺を寄せて呻くような声を上げ、数秒身を硬直させた後は、静かに私の上に重なり落ちた。



……してしまった。
村上先生と、セックスを――。

重い。でも、重みが嬉しかったり。
村上先生の額に唇をつけた。抱いてくれてありがとうの意味をこめて、キスをする。
「ガキのくせに…」と言われて、「ガキだよ」と返す。

そんなことを言いながら先生は私の胸に顔を埋めるように抱きついてきた。先生のほうこそ子供みたいだ。

「…オナニーもいいけど、セックスもいいもんだな」
「そうなの?」
「カマトトぶりやがって」

そんなつもりは全くないのだが。
私の谷間を愉しんでいる先生に言われても、説得力がない。
そしてまた、柔らかい丸みをまさぐられて、敏感な先端を口に含まれる。

「んっ…」
「エロいんだよ、声が」
「そんなこと言われたって…」
「ガキのくせに」

コリっと歯を立てられ、すぐに舌が優しく乳首を愛撫する。
激しく抱いておきながら『ガキのくせに』という先生に不満を抱いたが、それはきっと先生の逡巡する思いを表しているのだ。

疎ましく思っているなら、こんなに愛しげに私を見つめたりしない。
こんなに優しく、微笑んだりしない。


胸への愛撫を終えた村上先生は、私の両脚をふしだらに抑えつける。
「自分で広げて」と言われて、言われたとおりに、さっき先生の欲情が出入りしていたそこを広げてみせる。

先生は私の内ももに舌を滑らせて、時々柔らかく甘噛みをした。
蕩けているのがはっきりと見えているはずなのに、全然触れてくれなくて、自らの肉をかきわける指が震える。
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