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17歳の寄り道
第7章 【碧編】来訪者
でも……イケない……。自分では…
ほどほどの所で弄るのをやめて、お湯で洗い流す。
先生にしてもらいたい。
自分でイクのももったいない。
お風呂を上がると、母は凛太の寝かしつけをしていて、居間にはまた義父だけがいた。
ソファに腰掛けていた義父は私の姿に気付くと、笑顔で「部活楽しい?」と聞いてきた。
「うん、楽しいよ。今度観測会もあるの」
「本格的だね。どこでするの?」
「校内だよ。観測は屋上で…」
話している途中で、義父の視線がちらちらと胸に移る。谷間が見えているわけでもなく透けてはいないはずだが、背を向けて冷蔵庫の麦茶を取った。
コップに注いでいると、義父が私の隣に来た。
「…どうしたの、お義父さん……」
「さっき送ってくれた先生って、俺と一緒ぐらいかな?30代だよね?」
「うん、詳しくは知らないけど……」
「こんな可愛い生徒がいたら手ー出したくならないのかな?変なことされたら言うんだよ」
にやにやと笑う義父に吐き気がした。
義父は、甘いマスクで、くっきりとした二重に鼻筋が通っていて、一応美形な人だが、私は全くかっこいいなんて思わない。
私の胸を見る義父からお酒の匂いがした。義父の腕がぴとっとくっつき、コップの麦茶を一口飲みながら身体を離す。
コップをシンクに戻そうとした時―――。
「孝介?碧?何やってんの?」
母の声がした。
義父はすぐに私から離れ、笑いながら母とソファに座って楽しそうに話しだす。
「おやすみなさい…」
「あーはいはい、おやすみ。あんた、来週観測会だっけね?気をつけて帰ってくるんだよ。先生に迷惑かけないでね」
「うん、迷惑はかけないようにする」
自分の部屋に戻る。
また、自分を指で慰めようと試みるが、うまくいかない。
村上先生が、最後にあんな風に弄るから。
体の中が熱くて堪らない。
ほどほどの所で弄るのをやめて、お湯で洗い流す。
先生にしてもらいたい。
自分でイクのももったいない。
お風呂を上がると、母は凛太の寝かしつけをしていて、居間にはまた義父だけがいた。
ソファに腰掛けていた義父は私の姿に気付くと、笑顔で「部活楽しい?」と聞いてきた。
「うん、楽しいよ。今度観測会もあるの」
「本格的だね。どこでするの?」
「校内だよ。観測は屋上で…」
話している途中で、義父の視線がちらちらと胸に移る。谷間が見えているわけでもなく透けてはいないはずだが、背を向けて冷蔵庫の麦茶を取った。
コップに注いでいると、義父が私の隣に来た。
「…どうしたの、お義父さん……」
「さっき送ってくれた先生って、俺と一緒ぐらいかな?30代だよね?」
「うん、詳しくは知らないけど……」
「こんな可愛い生徒がいたら手ー出したくならないのかな?変なことされたら言うんだよ」
にやにやと笑う義父に吐き気がした。
義父は、甘いマスクで、くっきりとした二重に鼻筋が通っていて、一応美形な人だが、私は全くかっこいいなんて思わない。
私の胸を見る義父からお酒の匂いがした。義父の腕がぴとっとくっつき、コップの麦茶を一口飲みながら身体を離す。
コップをシンクに戻そうとした時―――。
「孝介?碧?何やってんの?」
母の声がした。
義父はすぐに私から離れ、笑いながら母とソファに座って楽しそうに話しだす。
「おやすみなさい…」
「あーはいはい、おやすみ。あんた、来週観測会だっけね?気をつけて帰ってくるんだよ。先生に迷惑かけないでね」
「うん、迷惑はかけないようにする」
自分の部屋に戻る。
また、自分を指で慰めようと試みるが、うまくいかない。
村上先生が、最後にあんな風に弄るから。
体の中が熱くて堪らない。