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取り込み中。
第1章 停電中
「ここも異常はありません
昨日までで電気のスイッチを入れた時に気になる事はありましたか」
「別にありません」
「では電線からの接続を見たいので、屋根に登らせていただきますがよろしいでしょうか」
「構いません」
そう言い、二階のベランダがある自室に作業員君を私自ら引き入れてしまいました。
ベランダから屋根伝いに作業員君は慣れた足取りで調べに行く。
非常灯は彼に返しその明かり伝いに彼が作業をしている様子を気配で伺う。
程なくして、作業員君が戻り、配線の接続部に問題があり、下の階に置いてきた工具を取りに行くと言うので、暗闇の中一人でいるのに心細さを覚え、ついて行く。
手に非常灯を渡され、私から先に部屋を出ようとした時に、後ろから不意にシャツの隙間を抜い骨張った大きく掌が私の肌を弄ぶ。
抵抗はした、と思うがそれを物ともとせず、口と胸を攻略され、崩れ落ちる前に部屋のベットに組み仕切られている。