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同棲中の彼とのセックスレスを解消したい!
第3章 罪悪感
可愛いお洋服を着て、真新しいアクセサリーを身につけただけだというのに、わたしのこころはすっかりそれらに支配されてしまっていた。
自分に似合うかどうかというよりも、 身につけたものの圧倒的な存在感に呑まれてしまったよう。胸が高鳴り、頬がバラ色に染まった。
「──れみ?」
はじめの声に、ハッと我に返って振り返る。
寝ぼけ眼をこすりこすり、彼がこちらへ歩いてきた。
わたしは慌てて、チョーカーが届いたから身につけてみたの、ありがとうと彼にお礼を言った。
「あぁ、無事届いたんだね。その服も着替えてくれたの? とてもよく似合ってる。可愛いよ」
彼がパチパチと音が鳴りそうなほどはっきりと瞬きをしてから、まじまじとわたしを見て言った。わたしはてれながら、そうかなと答えた。
彼が隣に立つ。姿見に、寝ぐせのついた髪をした彼と、気恥ずかしさに頬を染める自分が映っている。
「ほんとうに……よく似合っているよ。ふだんの君のスタイルとは真逆だけど、それがまたギャップがあっていいというか……。チョーカーも、幅が広くてれみの首をしっかりとホールドしてる感じが出ていていい。血管とか神経とかが集まる大事な場所をとらえている感じがさぁ……」
自分に似合うかどうかというよりも、 身につけたものの圧倒的な存在感に呑まれてしまったよう。胸が高鳴り、頬がバラ色に染まった。
「──れみ?」
はじめの声に、ハッと我に返って振り返る。
寝ぼけ眼をこすりこすり、彼がこちらへ歩いてきた。
わたしは慌てて、チョーカーが届いたから身につけてみたの、ありがとうと彼にお礼を言った。
「あぁ、無事届いたんだね。その服も着替えてくれたの? とてもよく似合ってる。可愛いよ」
彼がパチパチと音が鳴りそうなほどはっきりと瞬きをしてから、まじまじとわたしを見て言った。わたしはてれながら、そうかなと答えた。
彼が隣に立つ。姿見に、寝ぐせのついた髪をした彼と、気恥ずかしさに頬を染める自分が映っている。
「ほんとうに……よく似合っているよ。ふだんの君のスタイルとは真逆だけど、それがまたギャップがあっていいというか……。チョーカーも、幅が広くてれみの首をしっかりとホールドしてる感じが出ていていい。血管とか神経とかが集まる大事な場所をとらえている感じがさぁ……」