この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
同棲中の彼とのセックスレスを解消したい!
第4章 秋雨
 友達と話をすることって、大事なことだと改めて思った。こういう気持ちになることを『リフレッシュ』っていうのかな、とも。

 電車の窓ガラスに、雨粒が細く長い模様を描いていくのに気がついた。
 ちはるも折りたたみ傘を持っているかしら。
 点と線の雨の模様は次第に増えていく。
 その向こうに、くすんだ色をした街並みが見えている。

 今日はこのまま、アルバイト先の最寄り駅までひとりで行く。
 はじめと、その駅の改札で待ち合わせをしようと約束をしていた。

 雨の土曜日。
 ちらほらと街に明かりが灯り始めた。


***


 ここは雨が降ろうが雪になろうがきっと変わらない。
 そう思えるほどに、マジックミラーの向こうの男女は激しく絡み合っている。

「あぁんっ、もっと……もっと激しく突いて!」

 髪を振り乱し、快楽に酔いしれる女の姿はほんとうに美しいと感じる。生命の輝きがその肌から発せられているようにすら思えた。

 三十代前半くらいだろうか。剥きたての茹で卵のような、白くて艶っぽい肌。少しむっちりとしていて、におい立ちそうな色香を感じる。
 派手な化粧が浮いて見えた。もう少しナチュラルなメイクのほうが似合いそうなひと……。
/100ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ