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同棲中の彼とのセックスレスを解消したい!
第6章 飛翔
みんながそれぞれに悩み、相手を慈しみ、愛している。
彼らのひと時を目にするたび、愛し合うことの奥深さ、素晴らしさをひたりひたりと強く感じた。
すべての『ふたり』が、わたしにいろいろなことを考えさせてくれた。
「ねぇ、れみ。わがままを言ってもいいかな」
「うん、きっとその『わがまま』はわたしが思っていることと同じよ」
「ほんとうに? うれしいな。飲み終わったらベッドに行こうね」
顔を見合わせて、くつくつと笑う。
まだ少しぎこちないけれど、わたしたちは自分たちのペースで、そのひと時を楽しめるようになりそうだ。
見栄も意地も張らず、お互いにありのままに気持ちを伝え合って……。
自分の気持ちを正直に相手に伝えること。それはとても勇気のいることだけれど、同時にとても大事なことだと改めて感じた。
あの日、彼に自分の気持ちをすっかり話してしまうことができなかったら……きっと今もわたしは罪悪感と自己否定、焦りや不安……すべての負のループから抜け出すことができなかったと思う。
話せてよかった。彼を信じて、そしてゆだねてよかった……。
彼らのひと時を目にするたび、愛し合うことの奥深さ、素晴らしさをひたりひたりと強く感じた。
すべての『ふたり』が、わたしにいろいろなことを考えさせてくれた。
「ねぇ、れみ。わがままを言ってもいいかな」
「うん、きっとその『わがまま』はわたしが思っていることと同じよ」
「ほんとうに? うれしいな。飲み終わったらベッドに行こうね」
顔を見合わせて、くつくつと笑う。
まだ少しぎこちないけれど、わたしたちは自分たちのペースで、そのひと時を楽しめるようになりそうだ。
見栄も意地も張らず、お互いにありのままに気持ちを伝え合って……。
自分の気持ちを正直に相手に伝えること。それはとても勇気のいることだけれど、同時にとても大事なことだと改めて感じた。
あの日、彼に自分の気持ちをすっかり話してしまうことができなかったら……きっと今もわたしは罪悪感と自己否定、焦りや不安……すべての負のループから抜け出すことができなかったと思う。
話せてよかった。彼を信じて、そしてゆだねてよかった……。