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恋はいつでも平行線【完結】
第35章 *三十五*
*
臣哉はわたしを抱きしめて、好きだ、愛してると壊れたかのように囁きながら、抱いた。
わたしは最初、ものすごく疑っていたのだけど、臣哉があまりにも愛を囁いてくれているから、それは本心からなのかもしれないと受け入れて、臣哉のことが好きだと、口にしていた。
そうして結局、わたしは臣哉に朝まで抱き続けられた。
これ、絶対、臣哉がやりたかったから、わたしに愛を囁いただけだよね……?
だけど、そんなことを考えられるほどの気力もなく。
隣でようやく臣哉が寝てくれて、だからわたしも眠れると思った途端に青がやってきた。
抵抗する気力もなかったため、青に臣哉の精液ごとずるずるとすすられるという、なにこれ罰ゲーム状態のひどい目に合わされた。
「あ……あぁぁぁ、青、やぁ。奥ぅ」
青は前はあんなに貫いてくれたのに、臣哉となにか約束をしたのか、蜜口を舐めるだけでそれ以上はしてくれない。
疲れていたけれど、わたしの内の熱は冷めきっていなかったため、変に焚きつけられて、燻らされた。
臣哉が寝ている横でそんなことをされているというのも、背徳感があった。
最初は臣哉を起こさないようにと思っていたけれど、青がしつこくて、そうなると遠慮や配慮なんてできなくなった。
臣哉もそうなると、ゆっくり寝ていられなかったようで、のそりと起き上がると、わたしと青に冷たい視線を向けてきて、一言。
「オレ、やっぱおまえのこと、嫌いだわ」
【了】
臣哉はわたしを抱きしめて、好きだ、愛してると壊れたかのように囁きながら、抱いた。
わたしは最初、ものすごく疑っていたのだけど、臣哉があまりにも愛を囁いてくれているから、それは本心からなのかもしれないと受け入れて、臣哉のことが好きだと、口にしていた。
そうして結局、わたしは臣哉に朝まで抱き続けられた。
これ、絶対、臣哉がやりたかったから、わたしに愛を囁いただけだよね……?
だけど、そんなことを考えられるほどの気力もなく。
隣でようやく臣哉が寝てくれて、だからわたしも眠れると思った途端に青がやってきた。
抵抗する気力もなかったため、青に臣哉の精液ごとずるずるとすすられるという、なにこれ罰ゲーム状態のひどい目に合わされた。
「あ……あぁぁぁ、青、やぁ。奥ぅ」
青は前はあんなに貫いてくれたのに、臣哉となにか約束をしたのか、蜜口を舐めるだけでそれ以上はしてくれない。
疲れていたけれど、わたしの内の熱は冷めきっていなかったため、変に焚きつけられて、燻らされた。
臣哉が寝ている横でそんなことをされているというのも、背徳感があった。
最初は臣哉を起こさないようにと思っていたけれど、青がしつこくて、そうなると遠慮や配慮なんてできなくなった。
臣哉もそうなると、ゆっくり寝ていられなかったようで、のそりと起き上がると、わたしと青に冷たい視線を向けてきて、一言。
「オレ、やっぱおまえのこと、嫌いだわ」
【了】