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恋はいつでも平行線【完結】
第7章 *七*
 わたしの左肘から手首に向けて臣哉は撫で上げた後、金色に光るブレスレットに手を掛けた。
 臣哉のその触り方がとてもやらしくて、じわりと甘いしびれが全身を襲った。

「ぁ……」

 臣哉とはまだつながった状態だし、さらには、なにもまとっていない状態。
 腕の刺激が胸の頂に伝わり、きゅうっと反応して、それに連鎖して、ナカが収縮した。
 そして、そこにはまだ、臣哉の芯を保った熱源がまだあって、臣哉の口から甘い呻きが洩れた。

「そんなにオレがほしいのか」
「ちが……っ!」

 臣哉はわたしを見下ろし、不敵な笑みを浮かべた。

「お望みどおり、くれてやるよ」

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