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プールサイドの恋人
第1章 危ない出会い系サイト
遂によし君と会う時が来た。

時計は夜中の1時をまわる。

親の寝息も確認して静かに自宅の玄関の戸を閉める。

陽菜は家から自転車で10分下った空き地を指定した。

静まりかえっていた。

川の流れる音しか聞こえない。

雨上がりなので信号にも霧がかっていた。

より一層不気味さを出していた。

よく見ると空き地に乗用車が1台停車している。

窓はスモークが掛かっている。

陽菜は怖くなってきた。

ギリギリまで近寄って帰ろうかと思った。

「陽菜ちゃん?」

助手席の窓が開いて男が声をかけてくる。

ビクっ…

「そうです。」

陽菜は返事してしまった。

思った以上によし君は格好良く見える。

月明かりのせいかな?明るい髪の色をしてる。

殆ど暗がりだったから顔がはっきり見えない。


今日の目的は当然エッチすることだった。

テレフォンセックスばかりしてれば自然にそうなる。

僕が気持ちよくさせてあげるよ…

そんなよし君の言葉にうっかり乗っかったのだった。

「実は友達もついてきちゃってさー

ついでに相手してくれる?」

後部座席の窓が開く。

「こんばんは〜!」

知らぬ男の声がする。

「えっ?待って!出来ないよ!

1人で来るって約束だったよね?」

陽菜は焦る。今逃げたらどうなる?

頭フル回転してもすぐ追い付かれて

強引に苦しいことされられそう…怖いよ…

「…言っても聞かなくてさ。」

後部座席には2人乗って運転手もいるから。

3人は多いよ〜!!多すぎる…

好みどころではなかった。

とにかく、安全に解放されたかった。

陽菜はだんだん真っ青になっていく。

「宜しく〜!1人も4人も変わらんでしょ?

大丈夫だよ!」

他に来ていた男が話す。

「大きく変わります!」

陽菜は困る。

でも今更 やっぱり帰ると言うと酷い事されそう。

ここは穏便に従う方がいいよね…?
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