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プールサイドの恋人
第6章 西条 馨
「豚骨ラーメンお願いします。」

ここは陽菜が通うラーメン屋。

コンパでは余りにも皆が少食だったので

注文するのも控えておいた。

おかげでお腹が空いた。

やっぱりホームに来ると落ち着く。

「お待たせしました!豚骨ラーメンです。」

ズ〜ズッ〜

あー美味い!

「あれ?今日は煮卵トッピングじゃない。」

「かっ…西条さ…ゴフッ…」

「むせ過ぎだから(笑)」

カウンターに座っていた陽菜の横に西条は座る。

水を流し込んだ陽菜はやっとの思いで話す。
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