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第12章 モテるからには

次の日俺がランニングしてたらアンジェラが旦那に膝枕して庭で歌っていた。

…どこの貴族だお前らは

｢あらくぅ君ごきげんよう｣

にっこりと微笑んだアンジェラは俺に上品に手を振ってくる

…このお姫様脳が

｢くぅ君旦那様と仲直りしたの？｣

うんにゃ？

『まだ俺のわんこはお仕置き中だ。』

あれからまたメールやら電話やらで苦労したんだ。

｢えぇ？可哀想よくぅ君…｣