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最高峰の嫁は武器。1
第8章 嫁よりも
『こいつ飽き性ですからまあ、機会があったら』
そう言って言葉を濁しておいた。
「秀規が酷い扱いしたら俺がいつでも駆けつけるからほれケー番。」
「っちょっとなにしてんのよ!」
「いやぁ、天才肌のお前が今まで飽きなかった物なんてたかが知れてるからさ。なるべく傷が浅い方がクーナもあまり傷つかねぇだろ」
だからなんで俺はここの家に嫁ぐ設定なんだ
「あら、くぅちゃんはもう家の娘になったも同然よ。」
「秀規じゃなくても良いから家の子になりなさい。いや、最終的には養子でも構わんな」
おいおい…
「っ絶対くぅちゃんはアタシの嫁にするんだからあっ!!」
そう宣言して、俺を抱き上げて家へと向かった。