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難問 -兄妹の領域境界-
第19章 巡るテキスト
そして飛ばし読みしてたとは言えざっくりつかんでいた人間関係からするとこの二人は・・・兄妹のはずだ。
見てはいけないものを見た気がして、ページを飛ばして読むが後半はかなりの頻度でその二人の行為のシーン。
思わず本を閉じる。
男であれば、だれもが隠しておく類のレベルの本に動揺する。
見た目が少女漫画に近いためまさかこんな・・・。
嫌な予感はしつつも、残りの小説も流し読みをする。
そして、想像通り外装からは想像もできない激しい描写。
(しかも、なんで全部関係が兄妹なんだよ!)
そして、小説に目を通し終わり単行本を手に取る。
正直嫌な予感しかしない。
(・・・おい)
それは、小説から漫画へと表現方法を変えただけで内容は同じ類のものだった。
むしろ、行為のシーンの割合が増している上に漫画であることがより直接的だ。
残りの漫画ももれなく、内容は異なるが兄妹の恋愛が描かれていた。
表紙は単なる少女漫画にしか見えない。
俺は動揺を隠せなかった。
もちろん自分だって親に見せられない様な本が1冊もないとは言わない。
文学的に外せない要素と言い訳しつつも読んでしまう事は否定しない。
未由だって思春期なりに興味があるとは思うが・・・。
あまりにも過激すぎる。いや、そこも問題だがそれ以上に登場するカップルの関係だ。
自分ですらここまで過激なものを手にしたことはなく、さらに無意識に避けていたジャンルだ。
これ以上みてはいけない・・・ととりあえず閉じた本を重ねる。
しかしそんな微かな抵抗もむなしく、体は反応する。
まだ小説はよかった。文字でしかないためやり過ごせた。
しかし、少女漫画とはいえ絵によって描写されている上にセリフが・・・
「お兄ちゃん」
未由の声とセリフが交錯する。熱が体中心へと集まる感覚。
見てはいけないものを見た気がして、ページを飛ばして読むが後半はかなりの頻度でその二人の行為のシーン。
思わず本を閉じる。
男であれば、だれもが隠しておく類のレベルの本に動揺する。
見た目が少女漫画に近いためまさかこんな・・・。
嫌な予感はしつつも、残りの小説も流し読みをする。
そして、想像通り外装からは想像もできない激しい描写。
(しかも、なんで全部関係が兄妹なんだよ!)
そして、小説に目を通し終わり単行本を手に取る。
正直嫌な予感しかしない。
(・・・おい)
それは、小説から漫画へと表現方法を変えただけで内容は同じ類のものだった。
むしろ、行為のシーンの割合が増している上に漫画であることがより直接的だ。
残りの漫画ももれなく、内容は異なるが兄妹の恋愛が描かれていた。
表紙は単なる少女漫画にしか見えない。
俺は動揺を隠せなかった。
もちろん自分だって親に見せられない様な本が1冊もないとは言わない。
文学的に外せない要素と言い訳しつつも読んでしまう事は否定しない。
未由だって思春期なりに興味があるとは思うが・・・。
あまりにも過激すぎる。いや、そこも問題だがそれ以上に登場するカップルの関係だ。
自分ですらここまで過激なものを手にしたことはなく、さらに無意識に避けていたジャンルだ。
これ以上みてはいけない・・・ととりあえず閉じた本を重ねる。
しかしそんな微かな抵抗もむなしく、体は反応する。
まだ小説はよかった。文字でしかないためやり過ごせた。
しかし、少女漫画とはいえ絵によって描写されている上にセリフが・・・
「お兄ちゃん」
未由の声とセリフが交錯する。熱が体中心へと集まる感覚。