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喰われる人妻 菜穂
第37章 喰われる人妻 菜穂(37)
「天野部長の秘書?」
「……うん、近藤さんに頼まれちゃって……」
夜、天野部長の秘書になる事を頼まれたと菜穂が伝えると、夫の智明は当然驚いていた。
「俺はそんな事何も聞いてないよ。」
「うん、突然だよね……」
「それで?」
「来週から、出勤は週に3、4日でいいからって。それで私……」
「もしかしてもう引き受けちゃったの?」
「……うん、だって断れてなくて……ごめんなさい、本当は智明に相談してからと思ったんだけど。」
「でも幼稚園は2時くらいまでだろ?それまでに帰ってこれるのか?」
「預かり保育を使えば延長して幼稚園で見ててもらえるの。遅くても4時か5時くらいには帰ってこれると思うから、それから私が車で迎えに行けばいいかなって思ってるんだけど。」
「そうかぁ。まぁそれならいいか。」
「……。」
智明は特に反対はしてこなかった。
天野部長の頼みなら仕方ないと思っているのだろう。
「……うん、近藤さんに頼まれちゃって……」
夜、天野部長の秘書になる事を頼まれたと菜穂が伝えると、夫の智明は当然驚いていた。
「俺はそんな事何も聞いてないよ。」
「うん、突然だよね……」
「それで?」
「来週から、出勤は週に3、4日でいいからって。それで私……」
「もしかしてもう引き受けちゃったの?」
「……うん、だって断れてなくて……ごめんなさい、本当は智明に相談してからと思ったんだけど。」
「でも幼稚園は2時くらいまでだろ?それまでに帰ってこれるのか?」
「預かり保育を使えば延長して幼稚園で見ててもらえるの。遅くても4時か5時くらいには帰ってこれると思うから、それから私が車で迎えに行けばいいかなって思ってるんだけど。」
「そうかぁ。まぁそれならいいか。」
「……。」
智明は特に反対はしてこなかった。
天野部長の頼みなら仕方ないと思っているのだろう。