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喰われる人妻 菜穂
第44章 喰われる人妻 菜穂(44)
「んっハァああっ!ンッんっんァ……!」
「ほ~ら、段々良くなってきたでしょう?」
天野の言う通り、菜穂は自分の身体の中で異変が起きているのを感じていた。
強過ぎる快感による苦痛が、徐々に消えていく。
度重なる痙攣で硬くなっていた全身の筋肉から、力がスーっと抜けていく。
「あああっ……」
まるで大きな山を越えたように苦痛が消え、頭の中で張り詰めていた糸がプッツンと切れたのが自分でも分かった。
そしてその瞬間、菜穂の身体の中で眠っていた何かが爆発し始めたのだ。
「ダメ……これスゴイの……きちゃう……ハァハァ…ヒィッヒイッ!フゥッハァッあ゛ーーー……あっあっヒィッヒイッハッハァッ!」
突然、菜穂の呼吸の仕方や喘ぎ方が一変する。
「どうやらキマってきたみたいですねぇ奥さん。さぁここからですよ、本当の快楽を味わうためにはまずは今までの自分を破壊しないといけない。それを私がやってあげます。」
そう言って腰の動きを一気に激しくする天野。
「あ゛ーーーー!!!ンァァアアッ!ハァッハァッヒイッヒイッアアァッ!アッアッアッ!!」
天野の責めに、身体を大きく弓なりに仰け反らせながら狂ったように喘ぎまくる菜穂。
天野のピストンに身体を揺らされてながら、焦点が合っていない目は白目になりそうなっていて、だらしなく開いた口からはダラダラと涎を垂らしていた。
その姿に普段の清楚な雰囲気の菜穂は微塵も残っていなかった。