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喰われる人妻 菜穂
第47章 喰われる人妻 菜穂(完)
「そうだねぇ、折角菜穂が私の物になったのに邪魔をされては不快だからなぁ。近藤君、君に何か考えがあるのかね?」
「はい、簡単な事ですよ、小溝にはしばらく遠くに行ってもらうんです。邪魔者にはややこしい事はせずに消えてもらうのが一番ですから。」
「あーなるほどねぇ、確かにそれが手っ取り早いのかもな。菜穂、お前はどう思う?今夫が居なくなったところで別に困らないだろう?」
「はァ……いなく……なるんですか?」
「そうさ、お前も小溝君に私達の関係を邪魔されたくはないだろう?」
「……はい……」
「ハハッ、そうだよなぁ、お前には私がいるんだから本当はもう夫なんていらないはずなんだよなぁ。よし、ではすぐにそのように手配しよう。」
菜穂は天野のその言葉を聞いて、複雑な表情をしていた。