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第4章 ー愛莉（12）拓真（12）ー

拓真くんの顔が、なんか近づいてきて…

（拓真）「ほんと？」
「うん。ほんとだよ。」
（拓真）「嘘ついてない？」
「うん。」

ﾌﾟﾆｯ…

拓真くんの唇が、私の唇に触れた。

（拓真）「大好きだよ。」

ﾁｭｯ…

「うん。私も、大好き。」

ﾁｭｯ…

で、なんとなくﾏｯﾄの上に寝転がって、またｷｽされた。

（拓真）「ねっ、この間さ、男女で別れて、保健の授業習ったよね？」

ﾁｭｯ…

「うん。」

ﾁｭｯ…

（拓真）「今からさ、してみよっか？」
「えっ？でも…」
（拓真）「sexは、好きな人同士がするって言ってたからさ。」

¨興味がない訳でもないけど、赤ちゃん出来るのかな？¨

そう思ってた。