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兄と妹の暑い夏
第5章 花凜、帰りの電車でも攻勢を続ける
俊次と向き合う格好で体を密着させながら花凜が小声で言った。
「そういえば以前痴漢にあって怖かった。もし今日また痴漢が出てもお尻を触られないように、手で私のお尻を押さえておいてくれないかな」
そう言って愛しい兄の背中へと両手を回す花凜。
どさくさに紛れて俊次に抱きつく形になると、今度はその広い胸に顔をうずめた。
一瞬うろたえる様子を見せた俊次だったが、花凜にとっては意外なことに割と素直に「分かった」と言うと、花凜のお尻に掌を当てる。
その大きな掌で包み込むように、花凜の張りのあるお尻をがしっと鷲づかみにした。
好きな人とこうして抱き合う体勢となった花凜の全身を陶酔感が満たしていく。
まさかこんな日が来るなんて、と花凜は思いながら、この幸運に感謝していた。
「そういえば以前痴漢にあって怖かった。もし今日また痴漢が出てもお尻を触られないように、手で私のお尻を押さえておいてくれないかな」
そう言って愛しい兄の背中へと両手を回す花凜。
どさくさに紛れて俊次に抱きつく形になると、今度はその広い胸に顔をうずめた。
一瞬うろたえる様子を見せた俊次だったが、花凜にとっては意外なことに割と素直に「分かった」と言うと、花凜のお尻に掌を当てる。
その大きな掌で包み込むように、花凜の張りのあるお尻をがしっと鷲づかみにした。
好きな人とこうして抱き合う体勢となった花凜の全身を陶酔感が満たしていく。
まさかこんな日が来るなんて、と花凜は思いながら、この幸運に感謝していた。