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兄と妹の暑い夏
第6章 花凜、決意を固める
 でも俊次は黙って考える時間をくれない。

「俺だって花凜に嘘なんかつくわけない。信じさせてやるから、帰って飯食って風呂入ったら俺の部屋に来い」

「分かった」




 こんな往来では抱きしめることすらできないのは、花凜も分かっていた。

 だからこそ花凜も、抱きつくためにあんな満員電車をわざわざ選んだほどだったから。




 2人は再び歩き出した。

 人目を気にして手を繋ぐこともできなかったが、花凜の心は温かさに満ちていた。



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