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篠突く - 禁断の果実 -
第5章 本編五話 運命、そして (前編)

悠の股の間に仰向けに転がった孝哉は、その太股を濡らす愛液を拭き取るように舐め、更に秘部にも舌を這わせた。うっすらと毛の生えた花園は、小さな花弁をぱっくりと開き、中から熟れた蕾を覗かせる。その周囲を舐めて、肝心の蕾は放置する。そうして焦らしていると、早くしてほしいのだろう、じわりと熱を持った秘部がぴくり、ぴくりと動く。悠は、そこに全神経が集中して、体中の血液が集まってきているような感覚を覚えた。
「たか……や……」
小さく、息切れしたような声で悠が弟の名を呼ぶ。弱々しいその声に、孝哉の、男性のシンボルがもう限界だというふうにいきり立ち、スラックスの下腹部にテントを張った。もう少しの辛抱だ、と自分に言い聞かせ、悠の要望に応える。蕾を食んで甘く噛み、花の蜜を吸うようにしてやると、悠は尻を突き上げて身をぶるりと震わせた。頭上で「はあ……」という力の抜けたような切ない声がした後、蜜壷は新たな愛液を滴らせる。
「……俺のもして」
「たか……や……」
小さく、息切れしたような声で悠が弟の名を呼ぶ。弱々しいその声に、孝哉の、男性のシンボルがもう限界だというふうにいきり立ち、スラックスの下腹部にテントを張った。もう少しの辛抱だ、と自分に言い聞かせ、悠の要望に応える。蕾を食んで甘く噛み、花の蜜を吸うようにしてやると、悠は尻を突き上げて身をぶるりと震わせた。頭上で「はあ……」という力の抜けたような切ない声がした後、蜜壷は新たな愛液を滴らせる。
「……俺のもして」

