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夏の夜の終わりに。。。
第20章 記憶障害
ポンポンッ…

「パパ?」
「ん?」
「ママ、起きた。」

覗き混むと、確かに穂香は、目を開いてる。が、視点が定まってない。

ナースコールで、看護士を呼ぶと、医師も来た。

「聞こえますか?」

コクンッ…

看護士が、穂香の脈拍とかを調べてる間、俺は、愁を抱っこして、穂香を見ていた。

身体についてた変なパッドは、外された。

「声、出ますか?」

コクンッ…

少しの間、マスクが外され、医師が、目や喉の状態を見た。
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