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夏の夜の終わりに。。。
第21章 穂香の誘い
「それだけじゃ、ないんだよ!ママ、ご飯!」
で、テーブルにつくと…
愁が、驚いたのも無理はない。
たちい振る舞いは、穂香なんだ。
「そうやって、動いてるの見てるとさ、記憶戻ってんのかなぁ?って、思う。」
「でも、なんか身体が覚えてるみたいで。」
出されたメニューも、味も、穂香の味。ご飯をよそう手つきも。
「なんですか?」
「パパ、ママ見て、ニヤニヤしてるー!浮気者!」
「なに言ってんだか。」
そんな笑いを踏まえて、食事をする。