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夏の夜の終わりに。。。
第22章 穂香の涙
穂香みたら、笑ってた。確か、愁の好きな戦隊もののが、今日からだったからな。

「はいはい。」

で、着替えて、車でシネマワールドへ。
日曜日だし、殆どの映画が、公開初日だから、かなりの混雑。でも、なんとか席が取れて、愁を挟んで座った。

程なくして、始まり、愁は、かなり集中して見ていた。穂香も、ジッと前を見続けていた。

ー1時間後ー

「だから、愁。ごめんて。疲れてんだよ。」
「知らない!パパ、あんないいとこで、寝てた!」
「…。」

困りはてて、穂香を見た…。顔色が…。
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