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おじさまと咲姫
第11章 夜道
「…そう、なの?」
張り詰めてたものが、溶けてゆく。
「うん」
二度頷く悠聖の様子に-偽りはなかった。
今までずっと、彼を見てきたから。
誰よりも、彼を見てきたから。
彼だけを見てきたから。
それくらい、簡単に分かってしまう-。
気分は一気に、地の底から天国へ。
目尻に思わず滲んでしまっていた涙を、慌てて指先で拭う。
なんでもなかった-安堵しかけた咲姫に、今度は彼から質問が向けられた。
「そういう咲姫は?」
「え?」
「映画に行ってたって?ひとりじゃないだろ?」
探るような悠聖の視線に、咲姫はとてつもなく嫌な予感を覚える。
張り詰めてたものが、溶けてゆく。
「うん」
二度頷く悠聖の様子に-偽りはなかった。
今までずっと、彼を見てきたから。
誰よりも、彼を見てきたから。
彼だけを見てきたから。
それくらい、簡単に分かってしまう-。
気分は一気に、地の底から天国へ。
目尻に思わず滲んでしまっていた涙を、慌てて指先で拭う。
なんでもなかった-安堵しかけた咲姫に、今度は彼から質問が向けられた。
「そういう咲姫は?」
「え?」
「映画に行ってたって?ひとりじゃないだろ?」
探るような悠聖の視線に、咲姫はとてつもなく嫌な予感を覚える。

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