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おじさまと咲姫
第13章 確率
『全然それじゃ足りないな』
もうひとりのユウに言われた台詞が甦る。
おんなじ顔に言われれば、傷付き度も半端ない。
隣りに座る瑠璃子に気付かれぬよう、咲姫はこっそり自分の胸元に目線を落とす。
寄せて上げるやつをしているからなんとか形は保っているが-確かに、決して豊かとは言えない。
どうしたって豊満な体型にはなれそうもない。
二十歳になっても、身体は子供のまま。
これじゃあ、難しいかな。
ユウには-振り向いてもらえないかな。
ましてやユウは、十も年上だ。
ただでさえ、背伸びをしなきゃ追いつけないのに。
「…やっぱり、巨乳がいいのかな」
思わずぽろりと零した一言に、瑠璃子が反応した。
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