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おじさまと咲姫
第15章 彼女

「満足したか?」
少し遅めの昼食を済ませた帰りの車内。
ハンドルを握る悠眞が、右隣りから訊いてきた。
助手席に座った咲姫は速攻で深く、頷いた。
「うん。もうお腹いっぱい。これ以上は食べられない」
「当たり前だ、あんだけ食っといて。まだ足りないとか言われた日には、いくら俺でも引くわ」
悠眞の横顔が、苦笑する。
「…だって。奢ってやるからなんでも好きなもの、好きなだけ食べていいって」
-悠眞が。
咲姫は言い訳するように、ぼそぼそと呟く。
「確かに言ったよ。それはいんだよ。デザートまで見事な食いっぷりだった」
心の底から感心してるだろう悠眞の口ぶりに、咲姫は恥ずかしさが上乗せされる。
「…焼肉ご馳走になった帰りに、悠聖にも言われた。『見事な食いっぷり』だって」
「別に俺らだけじゃないだろ。お前と一度でも飯食った奴なら、みんな思うんじゃねぇの」
「…まあ、ほぼ全員に言われるかな」
咲姫の告白に、悠眞は喉を鳴らした。
少し遅めの昼食を済ませた帰りの車内。
ハンドルを握る悠眞が、右隣りから訊いてきた。
助手席に座った咲姫は速攻で深く、頷いた。
「うん。もうお腹いっぱい。これ以上は食べられない」
「当たり前だ、あんだけ食っといて。まだ足りないとか言われた日には、いくら俺でも引くわ」
悠眞の横顔が、苦笑する。
「…だって。奢ってやるからなんでも好きなもの、好きなだけ食べていいって」
-悠眞が。
咲姫は言い訳するように、ぼそぼそと呟く。
「確かに言ったよ。それはいんだよ。デザートまで見事な食いっぷりだった」
心の底から感心してるだろう悠眞の口ぶりに、咲姫は恥ずかしさが上乗せされる。
「…焼肉ご馳走になった帰りに、悠聖にも言われた。『見事な食いっぷり』だって」
「別に俺らだけじゃないだろ。お前と一度でも飯食った奴なら、みんな思うんじゃねぇの」
「…まあ、ほぼ全員に言われるかな」
咲姫の告白に、悠眞は喉を鳴らした。

