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おじさまと咲姫
第15章 彼女
どうかお願い-自分の中のおかしな感情に咲姫が戸惑っていると、悠眞の横顔が告げた。
「まあな」
放たれた一言に、咲姫の胸に重いものがのしかかってくる。
その正体がなんなのか-咲姫には分からなかったが、とにかくとても息苦しかった。
「そ…なんだ」
どうにか笑顔を作る事で精一杯だった。
「悠眞の事だからきっと、美人でスタイル抜群な彼女なんだろうね」
いつかの夜。
悠聖が自分に喋ってきた事そのまま、本人に確認する。
咲姫が息を潜めて待っていれば、悠眞は微かに口角を上げた。
大きな交差点に差しかかり、車は信号で停まる。
悠眞の視線を感じ、見たくはなかったけど仕方なく、咲姫は求めに応じた。
目が合えば、悠眞は咲姫にからかいの笑みを浮かべた。
「まあ、胸は俺好みの大きな女だな」







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