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おじさまと咲姫
第15章 彼女
『友達の家に泊まった』-そういう事にしておきたい。
だからほんとの事は-知らないままでいい。
咲姫の決断に、悠眞ももう何も言わなかった。
ふたりの間に、再度長い静けさが訪れる。
聞き覚えのあるメロディーを右から左に流し、車窓から景色をなんとなく眺めていたが、この狭い車内で会話もなしはそろそろ咲姫的にはきつかった。
咄嗟に話題を探したが見当たらず。
結局、同じ問いを彼にもぶつける。
「…悠眞は?」
咲姫は呟く。
「悠眞は…昨夜は、彼女と?」
-一緒だったの?
特に知りたいわけではなかった。
なのに何故か、答えを待つ間。
酷く、胸がどきどきしていた。
そして、訊いておいておきながら-何故だか、答えて欲しくなかった。
だからほんとの事は-知らないままでいい。
咲姫の決断に、悠眞ももう何も言わなかった。
ふたりの間に、再度長い静けさが訪れる。
聞き覚えのあるメロディーを右から左に流し、車窓から景色をなんとなく眺めていたが、この狭い車内で会話もなしはそろそろ咲姫的にはきつかった。
咄嗟に話題を探したが見当たらず。
結局、同じ問いを彼にもぶつける。
「…悠眞は?」
咲姫は呟く。
「悠眞は…昨夜は、彼女と?」
-一緒だったの?
特に知りたいわけではなかった。
なのに何故か、答えを待つ間。
酷く、胸がどきどきしていた。
そして、訊いておいておきながら-何故だか、答えて欲しくなかった。

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