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おじさまと咲姫
第18章 豹変
目の前の大きなガラス窓に流れる雨の動きを眺めつつ、咲姫はどうにか波打つ胸を抑えようと試みる。
今日の講義が終了し、家に帰ろうと玄関に向かったところで-多分これは本当に偶然、昴と会った。
それから、駅までの道のりを一緒に歩いてた。
駅まで中間地点辺りで、雲行きが怪しくなり始め-でも傘はお互い持参していたし、梅雨の季節だし、雨が降る事に特別問題はなかった。
半端ない量の雨が、いきなり降ってこなければ。
足元が更に濡れるのを覚悟で早足で進むか、それとも-結局、駅よりも近くのコーヒーショップへ雨宿りも兼ねて入店する事になった。
各自注文した飲み物を手に一息吐いた今は、降水量は大分落ち着いてきているように見えた。
「…私。可愛いだなんて滅多に言われるタイプじゃないんで、何度も繰り返されれば、例え嘘でも本気にして喜んじゃいますよ」
咲姫が照れ隠しに素っ気なく呟けば、昴が意外そうに訊いてきた。
「ユウさんは…言ってくれないの?」
今日の講義が終了し、家に帰ろうと玄関に向かったところで-多分これは本当に偶然、昴と会った。
それから、駅までの道のりを一緒に歩いてた。
駅まで中間地点辺りで、雲行きが怪しくなり始め-でも傘はお互い持参していたし、梅雨の季節だし、雨が降る事に特別問題はなかった。
半端ない量の雨が、いきなり降ってこなければ。
足元が更に濡れるのを覚悟で早足で進むか、それとも-結局、駅よりも近くのコーヒーショップへ雨宿りも兼ねて入店する事になった。
各自注文した飲み物を手に一息吐いた今は、降水量は大分落ち着いてきているように見えた。
「…私。可愛いだなんて滅多に言われるタイプじゃないんで、何度も繰り返されれば、例え嘘でも本気にして喜んじゃいますよ」
咲姫が照れ隠しに素っ気なく呟けば、昴が意外そうに訊いてきた。
「ユウさんは…言ってくれないの?」

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