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おじさまと咲姫
第19章 遭遇
うんざりしたような口調で呟かれ、咲姫の頭に一気に全身の血液が集まった。
「…すっごい、むかつくっ」
電車の小刻みな揺れに耐えながら、咲姫は唇を噛み締める。
なんでいつも、いっつも、意地悪ばかり-悔しくってならない。
でも。
言い方は乱暴だけど、言ってる事は強ち間違ってもいなかったりする。
確かに胸ないし。
確かに肉付きも悪いし。
確かにスタイル良くないし。
確かに顔だって『可愛い』なんて言われた事なんて、ないし。
自分で考え巡らせておきながら、気分が最高潮に暗くなってくる。
どうせ私なんて-思ったその時、電車が左右に揺れた。
すぐには対応出来ない右足が出遅れる。
今日は運が悪い事に雨で床が濡れていて、吊革に掴まってなかった咲姫の身体は簡単によろめく。
転んでしまう-最悪な事態を冷静に想像した咲姫だったが、しかしそんな事にはならなかった。
「…すっごい、むかつくっ」
電車の小刻みな揺れに耐えながら、咲姫は唇を噛み締める。
なんでいつも、いっつも、意地悪ばかり-悔しくってならない。
でも。
言い方は乱暴だけど、言ってる事は強ち間違ってもいなかったりする。
確かに胸ないし。
確かに肉付きも悪いし。
確かにスタイル良くないし。
確かに顔だって『可愛い』なんて言われた事なんて、ないし。
自分で考え巡らせておきながら、気分が最高潮に暗くなってくる。
どうせ私なんて-思ったその時、電車が左右に揺れた。
すぐには対応出来ない右足が出遅れる。
今日は運が悪い事に雨で床が濡れていて、吊革に掴まってなかった咲姫の身体は簡単によろめく。
転んでしまう-最悪な事態を冷静に想像した咲姫だったが、しかしそんな事にはならなかった。

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