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おじさまと咲姫
第19章 遭遇
電車の規則正しい走行音。
ところどころで会話する乗客の声を聞きながら、思い切って咲姫は口を開く。
「…ごめんね、こんな足で」
咲姫の謝罪に、悠眞は不審そうに眉を寄せて彼女を見下ろした。
「だから必要以上に心配かけて。…こうやって、掴ませてもらっちゃって」
-雨が降ってなければ、もうちょっと安定するんだけどね。
咲姫の乾いた笑いに、悠眞の眉間の皺が深くなる。
「なんだ、それ」
冷たく言い切られ、咲姫は急いで面を上げた。
「こんなってどんなだよ。お前がどんな足だって?」
「どんなって、だから-」
-事故で、やっぱり普通とは少し違ってる足。
まるで怒っているようにも見える悠眞の表情に怯えながら、咲姫は伝える。
「正直に言うなら、初めは右足平気なのかなとも思ったよ。でもお前、今はもう大丈夫だって俺にさっき言ったよな?」
ところどころで会話する乗客の声を聞きながら、思い切って咲姫は口を開く。
「…ごめんね、こんな足で」
咲姫の謝罪に、悠眞は不審そうに眉を寄せて彼女を見下ろした。
「だから必要以上に心配かけて。…こうやって、掴ませてもらっちゃって」
-雨が降ってなければ、もうちょっと安定するんだけどね。
咲姫の乾いた笑いに、悠眞の眉間の皺が深くなる。
「なんだ、それ」
冷たく言い切られ、咲姫は急いで面を上げた。
「こんなってどんなだよ。お前がどんな足だって?」
「どんなって、だから-」
-事故で、やっぱり普通とは少し違ってる足。
まるで怒っているようにも見える悠眞の表情に怯えながら、咲姫は伝える。
「正直に言うなら、初めは右足平気なのかなとも思ったよ。でもお前、今はもう大丈夫だって俺にさっき言ったよな?」

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