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おじさまと咲姫
第5章 告白
唇を噛み締める咲姫に、昨日からの密かな自分の考えを肯定された気がして、昴は眉を顰(しか)めた。
サークル繋がりで、彼女の連絡先は知っていた。
ラインや電話で誘う事も。
告白する事も可能だったけれど。
でも、男らしくないと思った。
男なら相手にきちんと向かい合って、自分の気持ちを伝えるべきだと思った。
そして、その結果が無理なのであれば、女々しい行動もとるまいと。
この場で、想いを絶ち切ろうとしていた。
でも。
でも-。
「来週の日曜十時、駅で待ってる。円城寺が来てくれるまで、俺待ってるからさ。…もしも、どうしても、望みがないと言うのなら」
-前日までにラインで教えてもらえたら、嬉しい。
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