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おじさまと咲姫
第22章 失恋
「あとは、誰彼構わずパンツを見せなきゃ完璧だ」
いつだって最後は意地の悪い何かをしないと気が済まないらしい悠眞に、咲姫は翻弄される。
「だからっ。誰にも見せてないってーのっ」
叫ぶ咲姫に、悠眞は声を上げて笑う。
「もー、ほんとパンツパンツってね、言い過ぎだから!マジセクハラ!今度言ったら絶対訴えてやるからねっ」
見られてるわけではないのに、ミニスカートの裾をしっかりと両手で押さえながら、咲姫は大声で喚き散らす。
爆笑しながら、悠眞はリビングを抜けて玄関へ向かう。
悠眞の後ろを追いつつ、恥ずかしさと怒りを混合させてた咲姫だったが-彼が靴を履き、いよいよ帰ってしまうという寸前。
「悠眞…!」
咲姫は彼の背中を呼び止めた。
振り返った悠眞の双眸に、強く意を決したような咲姫の姿が映る。
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