この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
おじさまと咲姫
第6章 大人

ゴールデンウィーク真っ只中の、五月五日。
大学の最寄駅で電車を降り、混雑する駅前を背に路地を進む。
ホワイトの生地にブルーの小花がプリントされた、タックワンピース。
数日前ショップを覗いた際に、ひとめ惚れして購入したものだった。
真新しい洋服に身を包み、咲姫は約束の店へと急いでいた。
今日は新しいものを身につけるに相応しい日だった。
お天気は快晴。
天気予報ではこれから午後にかけ、夏並みに気温が高くなるらしかった。
膝丈のワンピースが春風になびき、太股が一瞬露わになる。
右の大腿部に見え隠れする、十三年前の傷痕。
気のせいでは片付かないくらいには、未だに残ってる。
けれど、彼女はそんな事はものともしない。
真夏になればショートパンツにだってなるし、サークル活動でテニスをする時にはスコートを履く事もある。
見たい人は見ればいいし、訊かれれば傷を負った理由だって包み隠さず話してきた。
大学の最寄駅で電車を降り、混雑する駅前を背に路地を進む。
ホワイトの生地にブルーの小花がプリントされた、タックワンピース。
数日前ショップを覗いた際に、ひとめ惚れして購入したものだった。
真新しい洋服に身を包み、咲姫は約束の店へと急いでいた。
今日は新しいものを身につけるに相応しい日だった。
お天気は快晴。
天気予報ではこれから午後にかけ、夏並みに気温が高くなるらしかった。
膝丈のワンピースが春風になびき、太股が一瞬露わになる。
右の大腿部に見え隠れする、十三年前の傷痕。
気のせいでは片付かないくらいには、未だに残ってる。
けれど、彼女はそんな事はものともしない。
真夏になればショートパンツにだってなるし、サークル活動でテニスをする時にはスコートを履く事もある。
見たい人は見ればいいし、訊かれれば傷を負った理由だって包み隠さず話してきた。

