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おじさまと咲姫
第22章 失恋
「おばさん達が帰って来るまで一緒にいるか?…まあ、こういう時は寧ろひとりの方がいいって言う奴もいるだろうけど」
-お前はどっちかなって。
窺うように尋ねられ-しかし、咲姫はすぐには答えられない。
ひとりがいいとも。
いて欲しいとも言わない咲姫に、悠眞は自嘲気味な笑いを漏らした。
「まあ、同じ顔に側にいられたら、忘れるにも忘れられないか」
-余計、辛くなるな。
咲姫の頭に触れようとした悠眞の手は僅かの葛藤の後(のち)、やはりそこから離れる事を選択した。
そんな手を突如掴まれて、驚きに彼は息を呑む。
「咲姫…?」
咲姫の言葉を待つが、一向に返答はない。
しかし。
俯き加減ではあったが、彼女が自分の手首を握り続ける事に変わりはなく-それは拒絶ではないと悠眞は捉えた。
-お前はどっちかなって。
窺うように尋ねられ-しかし、咲姫はすぐには答えられない。
ひとりがいいとも。
いて欲しいとも言わない咲姫に、悠眞は自嘲気味な笑いを漏らした。
「まあ、同じ顔に側にいられたら、忘れるにも忘れられないか」
-余計、辛くなるな。
咲姫の頭に触れようとした悠眞の手は僅かの葛藤の後(のち)、やはりそこから離れる事を選択した。
そんな手を突如掴まれて、驚きに彼は息を呑む。
「咲姫…?」
咲姫の言葉を待つが、一向に返答はない。
しかし。
俯き加減ではあったが、彼女が自分の手首を握り続ける事に変わりはなく-それは拒絶ではないと悠眞は捉えた。

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