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おじさまと咲姫
第23章 決心
「今までと同じように円城寺に接して、同じように話をしてたら、だめだって確信した。忘れられないし…それどころか、また抱き締めてしまいそうになる。それはまずい。それは絶対したらいけないって」
呟く昴の声は、いつもよりも固かった。
「だから、極力円城寺に会わないようにしてた。会話もしないようにしてた。円城寺にどうかしない自信がなかったから。自分を戒める為に」
-嫌な思いさせてごめんな。
こちらを向いた昴は-淋しさを孕んだ目で笑っていた。
咲姫はただ、首を左右に振る事しか出来ない。
「今日もさ、朝霧といる円城寺を見つけて…そのまま知らない振りを決め込んで、カフェテリアから出ようとしてた。けど、いつまでこんな事続けてればいいんだろうとも思った。正直勇気がいったけど、思い切って声をかけてみようかって」
-それで今、円城寺とこうしてる。
昴は一旦話を切った。
視線を学食の受け取り口に送れば-瑠璃子はまだ順番待ちをしてた。
もう少し話をしていても大丈夫-彼はそう判断した。
呟く昴の声は、いつもよりも固かった。
「だから、極力円城寺に会わないようにしてた。会話もしないようにしてた。円城寺にどうかしない自信がなかったから。自分を戒める為に」
-嫌な思いさせてごめんな。
こちらを向いた昴は-淋しさを孕んだ目で笑っていた。
咲姫はただ、首を左右に振る事しか出来ない。
「今日もさ、朝霧といる円城寺を見つけて…そのまま知らない振りを決め込んで、カフェテリアから出ようとしてた。けど、いつまでこんな事続けてればいいんだろうとも思った。正直勇気がいったけど、思い切って声をかけてみようかって」
-それで今、円城寺とこうしてる。
昴は一旦話を切った。
視線を学食の受け取り口に送れば-瑠璃子はまだ順番待ちをしてた。
もう少し話をしていても大丈夫-彼はそう判断した。

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