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おじさまと咲姫
第23章 決心
「自分とユウさんがほんとに釣り合っていなかったのか。自分の事をほんとにそういう対象として少しも見れていなかったのか-」
-それは円城寺が決める事じゃない。
昴にはっきりと告げられ、咲は瞳孔を開いた。
「円城寺の想いを訊いて、それはユウさんが答える事だ」
「…ユウが?」
思いも寄らない事を言われ、咲姫は狼狽える。
「私じゃなく…ユウが、決める?」
戸惑う咲姫に、昴は当然だと笑う。
「みんな円城寺が頭の中で勝手に考えてる事だろ。だってきちんとした告白もされてないのに、ユウさんが円城寺に何を言うの?言えるわけがない」
-ってか、言う機会すらない。
昴の放つ言葉は、次第に咲姫の心を解かしてゆく。
遂には。
やっぱり。
伝える事すら叶わなかったと思ってた。
それなのに?
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