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おじさまと咲姫
第23章 決心
流石の瑠璃子も、吃驚するしかない。
何も言わず、ただ黙って目元を押さえる親友を見ていた瑠璃子の胸の中に、次第に怒りが込み上げてくる。
突如鬼のような形相で睨み付けられ、昴は本気でびびる。
「えっ…朝霧…?」
-どうかした?
引き攣った笑いを浮かべるサークルの先輩を、瑠璃子は更に容赦ない眼光で睨む。
情けない事かもしれないが、その迫力に昴はたじろいでしまう。
それだけ彼女の瞳は憎悪に燃えていた。
まるで蛇に睨まれた蛙のようにじっとしていれば、やがて瑠璃子が口を開いた。
「見損ないましたよ、北城先輩」
地の底を這うような低く暗い声だった。
え、何が?-訊き返すより先に、瑠璃子は捲し立てる。
「この子が泣くなんてよっぽどですよ。先輩、一体全体咲姫に何したんですか?」
「え、何って別に-」
-何も。
昴としては正直に答えたのだが、瑠璃子によって一喝された。
何も言わず、ただ黙って目元を押さえる親友を見ていた瑠璃子の胸の中に、次第に怒りが込み上げてくる。
突如鬼のような形相で睨み付けられ、昴は本気でびびる。
「えっ…朝霧…?」
-どうかした?
引き攣った笑いを浮かべるサークルの先輩を、瑠璃子は更に容赦ない眼光で睨む。
情けない事かもしれないが、その迫力に昴はたじろいでしまう。
それだけ彼女の瞳は憎悪に燃えていた。
まるで蛇に睨まれた蛙のようにじっとしていれば、やがて瑠璃子が口を開いた。
「見損ないましたよ、北城先輩」
地の底を這うような低く暗い声だった。
え、何が?-訊き返すより先に、瑠璃子は捲し立てる。
「この子が泣くなんてよっぽどですよ。先輩、一体全体咲姫に何したんですか?」
「え、何って別に-」
-何も。
昴としては正直に答えたのだが、瑠璃子によって一喝された。

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