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おじさまと咲姫
第23章 決心
相手は年下だし。
女の子だし。
それに反撃したところで、どうせまた満足に言わせてもらえないのは目に見えている。
余計は労力は使わないようにしよう-瞬時に判断し、昴は再度笑ってやり過ごす。
「も~、先輩はしょうがないんだから」
瑠璃子はぼやきながら、スペシャルランチに箸を伸ばし始める。
友達が何かをされたわけじゃなく。
傷付いたり、哀しい思いをしたんじゃなかったのなら-安心感も手伝い、ようやくランチを食べる気分となったらしい。
目の前で限定ランチを幸せそうに頬張る瑠璃子に咲姫は苦笑し、次いで隣りの昴にこっそり謝罪する。
「済みません、先輩。私のせいで瑠璃子に誤解されちゃって」
「いや。…ってか、ほんとに俺が何かしたんじゃない?身に覚えはないけど、もしそうなら-」
-ごめん。
昴が冷や冷やしながら囁けば、咲姫は首を振った。
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