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おじさまと咲姫
第25章 全部
「…なんて。全部は行けないよね」
-たったの、一日じゃ。
淋しく笑い、その言葉は呑み込む。
俯きかけた咲姫の左頬に、悠聖の手が微かに触れた。
驚いて顔を上げれば、彼の手はそのすぐ横のシートベルトを掴んだ。
動けずにいる咲姫の身体にベルトを固定した後(のち)。
悠聖はこれから何か悪戯を仕掛ける子供のような、彼にはあまり似つかわしくない悪い笑みを作った。
「行くよ」
「えっ」
「今、咲姫が行きたいって言ったとこ全部」
「でも-」
-絶対、時間が足りない。
咲姫が戸惑えば、髪の毛が乱れるくらい激しく頭を撫でられた。
-たったの、一日じゃ。
淋しく笑い、その言葉は呑み込む。
俯きかけた咲姫の左頬に、悠聖の手が微かに触れた。
驚いて顔を上げれば、彼の手はそのすぐ横のシートベルトを掴んだ。
動けずにいる咲姫の身体にベルトを固定した後(のち)。
悠聖はこれから何か悪戯を仕掛ける子供のような、彼にはあまり似つかわしくない悪い笑みを作った。
「行くよ」
「えっ」
「今、咲姫が行きたいって言ったとこ全部」
「でも-」
-絶対、時間が足りない。
咲姫が戸惑えば、髪の毛が乱れるくらい激しく頭を撫でられた。

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