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おじさまと咲姫
第7章 約束
様々悪態をついてみたけれど-無駄だった。
結局、彼の悪い一面なんてひとつも思いつかなくて。
それどころか次々頭に浮かぶのは、彼の非の打ちどころのないところばかり。
もしも心にユウが棲みついていなかったのなら。
情熱的に囁かれたら-きっと、好きになっていた。
なのに。
どうしても無理だと言うのなら、断ってくれていい-今日の別れ際には伝えようなんて。
まだ約束の場所に到着したばかりで、既に思っているだなんて。
残酷極まりない-分かってる。
けど。
でも-…。
「どうしよ。かなり想定外だったから、滅茶苦茶緊張してきた」
独り言のような呟きを昴は漏らした。
「去年からずっと円城寺を誘いたいって思ってたけど、なかなか勇気が出せなくて。…でも、玉砕覚悟で口にしてみたら、実際こうして来てくれた。もう、今にも口から心臓飛び出そう。…すげぇ、嬉しい」
-円城寺を誘う事に成功した自分を、自分で褒めてやりたい。
結局、彼の悪い一面なんてひとつも思いつかなくて。
それどころか次々頭に浮かぶのは、彼の非の打ちどころのないところばかり。
もしも心にユウが棲みついていなかったのなら。
情熱的に囁かれたら-きっと、好きになっていた。
なのに。
どうしても無理だと言うのなら、断ってくれていい-今日の別れ際には伝えようなんて。
まだ約束の場所に到着したばかりで、既に思っているだなんて。
残酷極まりない-分かってる。
けど。
でも-…。
「どうしよ。かなり想定外だったから、滅茶苦茶緊張してきた」
独り言のような呟きを昴は漏らした。
「去年からずっと円城寺を誘いたいって思ってたけど、なかなか勇気が出せなくて。…でも、玉砕覚悟で口にしてみたら、実際こうして来てくれた。もう、今にも口から心臓飛び出そう。…すげぇ、嬉しい」
-円城寺を誘う事に成功した自分を、自分で褒めてやりたい。

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