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おじさまと咲姫
第26章 永遠
「咲姫をかわいそうに思って、こうしてるんじゃない」
続く悠聖のそれに、咲姫は完全に言うべき事を失ってしまう。
「…なによ、それ」
数秒後。
呆れた呟きが零れる。
「なによ、それ…いるくせに。結婚を約束した彼女がいるくせに…!」
「いるよ」
悠聖は否定しなかった。
否定するどころか即答した。
それが咲姫を再び逆上させてゆく。
「ならなんでこんな事するの。彼女がかわいそうでしょ。私だって…惨めな気持ちになる。かわいそうと思ってるんじゃない?なら他どんな理由でこんな事してくるの?」
-もう、やめて。
優しさからしてくれてるのは明白だった。
優しいからそんな言い方をしてくれているのも。
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