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おじさまと咲姫
第26章 永遠
「初恋の王子さまが、実はこんなただどこにでもいるような男だって分かってさ」
「…してないよ」
咲姫の呟きにもう一度。
彼が笑いを漏らした息遣いがした。
「私だってもう二十歳だよ?悠聖が童話の中の王子さまと一緒だなんて、いつまでも思ってない。悠聖が他の男のひとと同じだって、とっくに知ってる。…悠眞にも言われたし」
「何?なんて?」
興味津々といった様子で、悠聖は尋ねてくる。
「『押し入れの中に、巨乳マニア向けのDVDがぎっしり入ってる』って」
咲姫の告白に、悠聖は爆笑した。
「悠眞の奴に全部ばらされてか」
「…ほんとなの?」
聞きたいような聞きたくないような-ずっと気になっていた、実は。
どっちの答えも受け入れるけど-でも可能なら『嘘だ』と言って欲しい。
例えそれが本当だとしても-『違う』って言って欲しい、乙女心。
固唾を呑んで黙って彼に抱かれたままになっていれば、悠聖は意地悪くかわした。
「…してないよ」
咲姫の呟きにもう一度。
彼が笑いを漏らした息遣いがした。
「私だってもう二十歳だよ?悠聖が童話の中の王子さまと一緒だなんて、いつまでも思ってない。悠聖が他の男のひとと同じだって、とっくに知ってる。…悠眞にも言われたし」
「何?なんて?」
興味津々といった様子で、悠聖は尋ねてくる。
「『押し入れの中に、巨乳マニア向けのDVDがぎっしり入ってる』って」
咲姫の告白に、悠聖は爆笑した。
「悠眞の奴に全部ばらされてか」
「…ほんとなの?」
聞きたいような聞きたくないような-ずっと気になっていた、実は。
どっちの答えも受け入れるけど-でも可能なら『嘘だ』と言って欲しい。
例えそれが本当だとしても-『違う』って言って欲しい、乙女心。
固唾を呑んで黙って彼に抱かれたままになっていれば、悠聖は意地悪くかわした。

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