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おじさまと咲姫
第26章 永遠
「咲姫はどんな俺でもずっと好きでいてくれたのにな。…なのに俺は、そんな咲姫の想いに応える事が出来ない」
-ごめん。
悠聖に呟きに、咲姫は顔を眉を顰(ひそ)めた。
「…やめてよ」
咲姫は悠聖を拒絶する。
「なんの悪い事もしてないんだから謝るなって私には言ったくせに。悠聖はなんで私に謝ってくるの?」
「咲姫は正真正銘何も悪くない。でも俺は-」
「悠聖だって何もしてない。私に対して何も。だから謝ってこないで。…それともやっぱり、私がかわいそうだって悠聖は思っているの?」
咲姫の問いに、悠聖はすぐには答えられない。
即座に否定する事が出来ない彼の代わりの如く、咲姫は口を開く。
「応えて欲しくて言ったんじゃない。ただ分かって欲しくかった。それだけ。悠聖の答えは最初から知ってる。知ってて、好きだって言った。私はそれでいいの」
-ただの自己満足だから。
自分から決して瞳を逸らさずに告げてくる咲姫に、悠聖は胸に迫るものがある。
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