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おじさまと咲姫
第28章 方法
一つ向こうのホームから、瑠璃子が大きく手を振ってきた。
咲姫も笑って手を振り返す。
やがて親友の乗る電車が入線し、窓ガラス越しに車内に乗り込む姿が確認出来た。
電車の中から再び小さく手を振って寄越され、咲姫も倣って右手をひらひらさせる。
発車する直前。
瑠璃子の口が大きく開き、何かをしきりに訴えている。
最初は訳が分からず眉を顰(ひそ)めていた咲姫だったが、左手側を一瞬指差され、親友の言いたいだろう事を悟る。
ちらりと左側を見上げれば、同じく瑠璃子に向かって手を振っていた昴と目が合う。
瞬時に頬が火照ってしまう。
どうしたの-そう言いたげな表情され、咲姫はすぐさま瑠璃子に向き直る。
『余計な事言わない!』
口の動きだけでそう伝え、睨んでやる。
爆笑する瑠璃子を乗せ、やがて電車は動き出す。
あからさまに指なんか差さないで欲しい-恨めしく電車を見送っていた咲姫に、昴が疑問をぶつけてくる。
咲姫も笑って手を振り返す。
やがて親友の乗る電車が入線し、窓ガラス越しに車内に乗り込む姿が確認出来た。
電車の中から再び小さく手を振って寄越され、咲姫も倣って右手をひらひらさせる。
発車する直前。
瑠璃子の口が大きく開き、何かをしきりに訴えている。
最初は訳が分からず眉を顰(ひそ)めていた咲姫だったが、左手側を一瞬指差され、親友の言いたいだろう事を悟る。
ちらりと左側を見上げれば、同じく瑠璃子に向かって手を振っていた昴と目が合う。
瞬時に頬が火照ってしまう。
どうしたの-そう言いたげな表情され、咲姫はすぐさま瑠璃子に向き直る。
『余計な事言わない!』
口の動きだけでそう伝え、睨んでやる。
爆笑する瑠璃子を乗せ、やがて電車は動き出す。
あからさまに指なんか差さないで欲しい-恨めしく電車を見送っていた咲姫に、昴が疑問をぶつけてくる。

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