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おじさまと咲姫
第29章 一緒
「まあ…そうかな」
咲姫が同意すれば、悠眞は軽く笑う。
「今日はまだ食べてなくて、飲みに行くわけでもなかったから。もしもお前が夕飯まだならって、ちょっと思っただけだ」
悠眞の話を聞きながら、咲姫は内心がっかりしていた。
『ご飯を一緒に』-誘ってもらって嬉しくて、それでさっきはつい大声になってしまったのだ。
それを『食べ物に執着してる』って、思い切り誤解されてしまったけれど。
口にはしないけれど、結構残念がってる自分。
何故だかはよく分からないけれど-。
「男と一緒だったし?きっともう食った後だろうなと思いながらも訊いてみた」
-だから、気にするな。
意味あり気な悠眞の台詞に、咲姫は断固否定する。
「だから新しい男じゃないっつーの!」
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