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おじさまと咲姫
第31章 限界
ついさっきまで-少なくとも自分的には、彼と楽しく会話をしていたはずだった。
なのにいきなり、どうしてしまったというのだろう。
知らぬ間に何か、気に障るような事をしてしまっていたのだろうか。
頭の中で様々思いを巡らせていれば、再び昴の『ごめん』が聞こえた。
はっとして彼を見れば、申し訳なさそうな表情で微笑んでいた。
「なんでもない。ごめんな、変な事言って。自分の不甲斐なさを円城寺にぶつけてしまった」
「…いえ」
不甲斐ないって?-疑問が過るが、とても今は訊けそうになかった。
とりあえず普段通りの彼に戻ったようだし、それを翻すような事はやめよう-そう、思った。
先程までとは異なる空気が流れ始め。
どちらも口を開かず-否、開く事を躊躇い。
ふたりの間に沈黙が下り、更に夜の闇を色濃くしていた。
なのにいきなり、どうしてしまったというのだろう。
知らぬ間に何か、気に障るような事をしてしまっていたのだろうか。
頭の中で様々思いを巡らせていれば、再び昴の『ごめん』が聞こえた。
はっとして彼を見れば、申し訳なさそうな表情で微笑んでいた。
「なんでもない。ごめんな、変な事言って。自分の不甲斐なさを円城寺にぶつけてしまった」
「…いえ」
不甲斐ないって?-疑問が過るが、とても今は訊けそうになかった。
とりあえず普段通りの彼に戻ったようだし、それを翻すような事はやめよう-そう、思った。
先程までとは異なる空気が流れ始め。
どちらも口を開かず-否、開く事を躊躇い。
ふたりの間に沈黙が下り、更に夜の闇を色濃くしていた。

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