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おじさまと咲姫
第34章 払拭
ひとり暫くぼんやりと扉を眺めていた咲姫だったが、やがて肝心な事を訊きそびれてたのを思い出す。
結局あれは傷なのかそうじゃないのか-うやむやのまま、彼はいなくなってしまった。
もっとも、傷痕のようにも見えたけど-実際はどうだか分からない。
もしかしたら痣の類かもしれないけれど。
正面切ってまじまじと見たわけじゃなく。
偶然、掻き上げた髪の間から覗いたのだ。
でも彼が自分の上となった時、再び僅かに垣間見えた。
気のせいなんかじゃない。
それだけは断じて言えた。
今もなお残るくらいの傷-幼い頃の記憶を解き放つ。
遥か昔の彼の残像には、そんなものはなかった。
覚えていないだけ?
そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない。
この会ってなかった十三年間に、額を傷付けるような出来事が何かあったのだろうか。
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